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F1 2022シーズンについて~スポーティングレギュレーション編~

 

こんにちは

 

ゆるゆるです。

 

今回はF1 2022シーズンのスポーティングレギュレーションについてお話ししようと思います。

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テクニカルレギュレーションの改訂についてはこちらの投稿でお話ししていますので、良かったら見てください。

yuru2-dialy.hatenablog.com

 

 

 

 

スポーティングレギュレーション

テクニカルレギュレーションが大幅に改定されましたが、レースフォーマットや運営、罰則に関するスポーティングレギュレーションも変更がありました。

金曜フリー走行の走行時間変更

昨年は金曜日に行われるFP1とFP2はそれぞれ60分間でしたが、今年から90分間に変更となります。

また、各チームは年に2回以上、フリー走行にてルーキードライバーに走行機会を与えなければならなくなりました。

FP1・2の走行時間が延びることはいいことだと思いますが、フリー走行におけるルーキードライバーの起用義務化はいかがなものかと思います。

F1とそれ以外のカテゴリーでは、マシンが全く違う為、将来F1に乗ることが出来そうな若手に経験を積ませるという意図はわかります。

しかし、現状シーズン中のテストが禁止されており、経験の浅いレギュラードライバーや、移籍初年度のドライバーなどにとって、フリー走行はマシン特性をつかむための貴重な機会なのです。

また、来年以降にF1のシートに空きが出るかと言われると、微妙なところです。

ベテラン勢が引退しない限り、下位カテゴリーのドライバーが昇格することは難しいと思います。

そんな状況の中、ルーキー起用義務化は時期が悪いと感じていまいます。

 

タイヤ使用ルール

供給タイヤは昨シーズンと変わらずドライタイヤが13セット供給されます。その内訳は、ハード2セット・ミディアム3セット・ソフト8セットと定められており、その内、ハードとミディアムの各1セットは決勝用、ソフト1セットは予選Q3用として供給されます。

昨年までは、予選トップ10のドライバーはQ2でベストタイムを出したタイヤで決勝をスタートしなければなりませんでしたが、今年からこのルールは撤廃され、決勝のスタートタイヤは自由に選択できるようになりました。

 

ギヤボックス交換ペナルティ

今シーズンより、ギアボックスはコンポーネントごとに使用基数に制限が設けられます。

ギアボックスケース&カセット:年間3基

ギアボックスドライブライン:年間4基

アチェンジコンポーネント及び補助コンポーネント:年間4基

この規定数を超えて使用する場合は、交換のたびに5グリッド降格ペナルティが科せられます。

 

パルクフェルメルールの変更

F1におけるパルクフェルメとは車両のセッティング・パーツの変更などを制限するもので、昨年までは予選Q1でピットを離れた瞬間から決勝のフォーメーションラップが開始されるまで、パルクフェルメの状態とされてきました。

今シーズンからはFP3でピットレーンを離れた瞬間からパルクフェルメの状態とされます。FP3を走らない場合はFP3終了時点からパルクフェルメの状態となります。

これ以降に変更できるのは、フロントウィングのフラップ角度の調整やタイヤの空気圧のみになります。

 

まとめ

今回はF1 2022年シーズンのスポーティングレギュレーションについてお話ししました。

個人的に、決勝タイヤが自由に選択できるようになったのは良いことだと思います。

ギヤボックス交換ペナルティについては、クラッシュ等の外部からの不可抗力による破損の場合も含まれてしまうので、シーズン中盤以降に影響が出てきそうです。

FPへのルーキー出走義務とパルクフェルメルールの改訂は意味があるのか?と疑問に思います。

特にパルクフェルメに関しては、セッティングを決める際にFP3があまり意味を成さなくなってしまうのではないかと。イニシャルセッティングが決まっているチームが有利となり、結果的に大規模設備を所有している大規模チームが有利になってしまうのではないかと思います。

 

良くも悪くも今年は大変革の年となりそうです。

何戦かレースを行うことで、変更したことによるリアルな影響が見えてくるので、そこを踏まえての各チームの対応を見てみたいと思います。

 

それでは。

 

 

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