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F1 2023 第7戦 モナコGP コース解説

 

こんにちは。

 

ゆるゆるです。

 

イタリア北部を襲った豪雨の影響で、エミリアロマーニャGPがキャンセルとなった為、今週末のモナコGPからヨーロッパラウンドが始まります。

 

yuru2-dialy.hatenablog.com

 

 

 

今回は、モナコGPについてお話ししようと思います。

 

 

 

 

 

スケジュール

スケジュール 日付 現地時間 日本時間
FP1 5月26日 13:30~ 20:30~
FP2 5月26日 17:00~ 24:00~
FP3 5月27日 12:30~ 19:30~
予選 5月27日 16:00~ 23:00~
決勝 5月28日 15:00~ 22:00~

 

ちなみに、モナコGPと並ぶ世界3大レースの一つ、インディ500の決勝も同日に行われます。

こちらは佐藤琢磨選手が、予選8番手から3度目の優勝を狙います。

 

コースデータ

 

モンテカルロ市街地サーキット

 

所在地 モナコ モンテカルロ
F1初開催年 1929
全長/コーナー数 3.34km / 18
高低差 42m
周回数 78
コースレコード 1:10.166/ルイス・ハミルトン(メルセデス)
前回PP シャルル・ルクレール(フェラーリ)
前回優勝 セルジオ・ペレス(レッドブル)
タイヤ選択 ハード-C3/ミディアム-C4/ソフト-C5

 

前戦のエミリアロマーニャGPが中止となった影響で、第2戦のサウジアラビアGPからオーストラリア、アゼルバイジャン、マイアミ、そして今回のモナコGPまでストリートサーキットで5連戦となりました。

(パーマネントサーキットは初戦のバーレーンのみ)

 

コースの特性としてはオーバーテイクが非常に難しいサーキットで、予選の結果が非常に重要になってきます。

 

実質的なストレートはホームストレートと、1コーナーから3コーナーまでの区間、トンネルからヌーベルシケインまでの区間の3つです。

これらを低速コーナーでつないだサーキットがモンテカルロ市街地サーキットです。

DRS区間はホームストレートです。

 

コースの特徴は何といっても、コースの狭さ。

2台並ぶのがギリギリになるほどの狭さです。

また、市街地サーキットということで、ランオフエリアはほとんどなく、ミス=クラッシュのサーキットとなっています。

その為、オーバーテイクは非常に少なく、予選結果が決勝に非常に大きな影響を与えます。

 

コースが狭く、ランオフエリアが少ないということでセーフティーカーの出動も多いです。

しかし、モナコのマーシャルは非常に有能な方たちの集まりであり、クラッシュしたマシンの撤去やデブリの除去などが迅速に終わる為、セーフティーカーの周回数は比較的短い印象です。

 

レースの展望

各チームのアップデートは?

本来、エミリアロマーニャGPにて、各チームが大型アップデートを予定していましたが、エミリアロマーニャGPは豪雨の為中止となりました。

そこで、アップデートパーツをモナコで投入するのかが注目されています。

モナコは、数あるF1サーキットの中でも特殊なサーキットで、ここで投入してもデータ収集の観点から、あまり意味がないと判断するチームも出てくると思います。

実際、フェラーリは新型のリアサスペンションの投入を次戦のスペインGPに延期するようです。

一方、メルセデスは、フロントサスペンション、フロア、サイドポッドのアップデート投入すると発表しています。

これは、元々、イモラで投入予定で準備をすでにしており、これを従来のものに戻すとなると、ロジスティクス面からデメリットとなることも要因と考えられます。

 

結果予想

レッドブルが圧勝?それとも、、、

ここでもレッドブルが圧倒的な速さを示すのではないかと思っています。

ここまでのレースを見て、弱点らしい弱点が見当たりません。

ストレートも速い、ダウンフォース量も多いのでコーナーも速い。しかもチームとしての戦略もほぼ完璧です。

ストレートはともかく、コーナーが速いというのはモナコでは大きなアドバンテージです。

懸念点を強いて上げるとすれば、ドライバー間の関係でしょうか。

シーズン序盤ながら、レッドブルの2台でのチャンピオンシップ争いとなっている今シーズンです。

もはやライバルはチームメイトしかいないと言っても過言ではない状況となっているため、お互いにバチバチにやりあう可能性も出てきます。

また、ペレスはストリートサーキットを得意としています。

予選でペレスがPPを取り、2番手にフェルスタッペンが並ぶ展開となれば、フェルスタッペンは何としてもペレスを抜こうとするでしょう。

そこで接触が起きて両者リタイア、、、なんてこともあるかもしれません。

 

アストンとメルセデスは漁夫の利狙い?

仮にレッドブルが同士討ちをしてしまった場合、優勝候補となるのは、アストンマーティンメルセデスです。

アストンマーティンはストレートスピードはそこまで早くはないですが、コーナーで速いため、モナコのコース特性と合っている気がします。

何より、これまでのレースでレッドブルに次ぐ速さを見せていますし。

また、アップデートを持ち込むメルセデスも注目です。

純粋にレッドブルに勝つのは難しいと考えられますが、荒れた展開になったときには、チーム力の高いメルセデスが上がってきてもおかしくはありません。

投入予定のアップデートも効果を発揮すれば、優勝も狙えるかも?

母国GPの悪夢を断ち切れるか?

モナコ国籍のルクレールにとっては母国GPとなります。

ただ、ルクレールモナコGPと徹底的に相性が悪いです。

デビューからの4シーズンはすべてリタイア。

去年、ようやく初完走を果たしますが、ポールスタートにも拘らずチームの失策により4位と表彰台を逃します。

今年こそ、表彰台を獲得して、流れを断ち切りたいところですが、今シーズンのフェラーリはいいところがあまりありません。。

ルクレール自身も何度かミスをしており精彩を欠いています。

母国での伝統の1戦で結果を出すことで今後のいい流れにしていきたいところです。

中段勢は予想不可!?

上記4チーム以外は、予想できません!!!!

予選から決勝まで、クラッシュ等が無ければ、アルピーヌが入賞だと思いますが、クラッシュ無しで終えることはまず無いと思います。

また、中段勢ではアルピーヌのマシンパフォーマンスは一歩抜けているはずですが、レースとなるとイマイチ嚙み合わず、結果に結びついていないです。

逆に、アルファタウリの角田はマシンパフォーマンスの低さとは裏腹に、常に入賞争いを繰り広げており、週末を通しての安定感も抜群です。

今回も入賞争いをする中で、荒れた展開になり、上位に顔を出すなんてこともあるかもしれません。

 

まとめ

伝統の1戦で、モナコでの勝利は3勝分の価値があるといわれています。

ドライバーとしてはここでの勝利ほど欲しいものは無いはずです。

レッドブル勢の優勝争い、そしてその後ろでチャンスを虎視眈々と狙うアストンマーティンメルセデスフェラーリ

そして、数少ない入賞の席を激しく争う中段勢。

こんな感じの構図になりそうです。

(というか今年のレース全部こんな感じ)

 

それでは。

 

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