こんにちは。
ゆるゆるです。
F1 2023第6戦のエミリア・ロマーニャGPが開幕します。
ここまでレッドブルの独壇場となっている2023シーズンですが、ここから始まるヨーロッパラウンドでは勢力図は変わるのでしょうか。
コース概要
サーキット名 | アウトドローモ・インテルナツィオナーレ・ エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ |
---|---|
所在地 | イタリア イモラ市 |
F1初開催年 | 1980 |
全長/コーナー数 | 4.909km/21 |
高低差 | 33m |
周回数 | 63 |
コースレコード | 1:13.609/バルテリ・ボッタス(メルセデス) |
前回PP | マックス・フェルスタッペン(レッドブル) |
前回優勝 | マックス・フェルスタッペン(レッドブル) |
タイヤ選択 | ハード-C3/ミディアム-C4/ソフト-C5 |
フェラーリ創業者のエンツォ、そしてその息子ディーノの名を冠したサーキット。
イモラサーキットとしておなじみですね。
魔の1994年
かつてサンマリノGPとしてレースが行われており、1994年にローランド・ラッツェンバーガーとアイルトン・セナが事故死したのがこのサーキットです。
さらに以下のようなアクシデントも発生しました。
・ルーベンス・バリチェロが金曜フリー走行でクラッシュし、鼻骨を骨折。
・スタート直後、ストールしたJJレートにペドロ・ミラーが追突。マシンの破片が観客席まで飛び散り数名の観客が負傷。
・セナのクラッシュ後、赤旗が提示されているにも関わらず、ラルースチームは、エリック・コマスをピットアウトさせた。コマスはマーシャルや医療スタッフがいる事故現場付近までフルスピードで走っており、二次災害の危険性があった。
・ピットレーンにてミナルディのミケーレ・アルボレートの右リヤタイヤが外れた。アルボレートはピット出口でストップするも、フェラーリとロータスの各2名のメカニックが外れたタイヤに当たり負傷。
以上のことから悪夢の1994年と言われるようになりました。
その後、ラッツェンバーガーのクラッシュしたヴィルヌーブコーナーと、セナがクラッシュしたタンブレロコーナーは改修され、高速コーナーからシケインへと変更されました。
2006年を最後にF1開催から遠ざかっていましたが、2020年の新型コロナ感染拡大に伴うレーススケジュールの大幅変更により、エミリア・ロマーニャGPとして復帰。
2021年も開催され、2022年には2025年までの開催契約が発表されました。
コースレイアウト
ターン18からターン2まではほぼ全開のストレート区間で、その後、タンブレロを抜けると、アップダウンがあり、様々なコーナーが連続するセクションに。
コース幅が狭くオーバーテイクは難しいサーキットと言えます。
その為、予選のポジションが非常に重要となります。
スケジュール
スケジュール | 日付 | 現地時間 | 日本時間 |
---|---|---|---|
FP1 | 5月19日 | 13:30~ | 20:30~ |
FP2 | 5月19日 | 17:00~ | 24:00~ |
FP3 | 5月20日 | 12:30~ | 19:30~ |
予選 | 5月20日 | 16:00~ | 23:00~ |
決勝 | 5月21日 | 15:00~ | 22:00~ |
前回のマイアミGPは日本時間の月曜早朝に決勝スタートだったので、リアルタイム観戦ができませんでしたが、今回はリアルタイムで見れそうですね!
今回のGPでは、フェラーリやメルセデスを筆頭に多くのチームがアップデートを予定しています。
角田率いるアルファタウリもその一つです。
アルファタウリはイモラサーキットからほど近い場所にファクトリーを構えており、角田自身もイモラサーキットまで自宅から通える場所と言っています。
つまり、アルファタウリにとってはホームレースと言えるGPです。
テストなどでの走行機会も多いサーキットなので、入賞目指して頑張ってほしいです。
それでは。
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