こんにちは。
ゆるゆるです。
今週末より予定されていたエミリア・ロマーニャGPですが、イタリア北部を襲っている豪雨災害の影響により、中止が発表されました。
FIAの発表
FIAは今週末のエミリア・ロマーニャGPの中止を発表しました。
そのリリースによると、F1、FIA、イタリア自動車クラブ、エミリアロマーニャ州知事、市長等関係各所との協議の結果、ファン、チーム、スタッフにとって安全なイベントを開催することが困難との判断に至り、中止を決定したとのこと。
また、被災地の為に活動している救急隊員らに対する敬意を表し、現在の状況を鑑みると、イベント開催により、周辺自治体や救急隊員らに不要な負担をかけるべきではないとの記載もありました。
イモラサーキットの真横には川が流れており、洪水の危険性がある以上は、中止の判断は致し方ないことだと思います。
また、アルファタウリのチームスタッフの中にも被災している人がいると角田選手も話していました。
そのスタッフたちは、避難指示が出て、ファクトリーで夜を明かしたとのこと。
レースが開催されないのは残念ですが、私たちが見たいのは人命が軽視されたうえで開催される無謀なイベントではなく、観戦するファンやサーキットにいるスタッフ、チームの人員の安全が担保された上での、ドライバーたちによる最高峰のレースです。
F1及び、FIAもこの点を理解しているからこその中止だと思うので、最大限尊重したいと思います。
日程をずらしての開催の可能性
第4戦に予定されていた中国グランプリがすでにキャンセルとなっているため、F1側としては、スケジュールをずらしてイモラでのレース実施をしたいと考えているようです。
しかし、イモラを抜いて残り17戦が残っている為、イモラでレースを開催する週末は実質的に無いと思います。
一応F1側は8月のレース開催をチーム側に打診したようですが、夏休み期間が短くなること等を理由に拒否されています。
8月以外で日程的に空いているのは、最終戦アブダビGP後になりますが、11月では気温も低く、また物流の面からも現実的ではありません。
その為、今年は全22戦となりそうです。
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